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現状と課題
<現状>
現状の独立型ケアマネジャーは全国で一割くらいと言われています。
増えない理由として、採算性が悪いという報告がでています。そしてケアプランとして持てる件数が決められているため収入には上限があります。他のビジネスプランを考えながらされている独立型ケアマネさんも多いです。

「居宅介護支援(併設型も含め)」は、厚生労働省「介護事業経営実態調査(2008)によると…

収支差額
特養3.4% 老健7.3% 訪問介護0.7% 
訪問看護2.7% 通所介護7.3% 等
どこも若干の黒字(介護業界自体儲からないことが出ている数字ですが…)

赤字に関しては、2事業形態であり、
小規模多機能型 マイナス8.0%
そしてそれを大きく上回る赤字事業が
居宅介護(ケアマネ)事業 マイナス17.0%

他介護サービスと比べて断トツの赤字という結果です。併設の場合(例えば訪問介護事業や施設等)運営しながら、なんとかケアマネジャー事業所も保てているともいえます。

給与と介護報酬がかみ合っていないという現状があります。

<課題>
独立型の課題として、
経営を軌道に乗せるまでの期間が長いため、しばらくは大変という部分が挙げられます。
また併設型に比べると、他事業所とのつきあいが多くなるというメリットもありますが、その分、書類も増えます。
その他、課題についてはブログで随時綴っていきます。

個人的な意見ですが…
<独立型デメリット>
経営者であり管理者になるため、
今まで以上に責任が重くなる。
将来への不安は大きいのでは…。

<独立型メリット>
お知り合いの独立型ケアマネさんのほとんどが、今までと比べ「やりがい」についてお話されています。私もそう思います。自身が経営者ですのでお持ちの介護観を発揮できる部分が増えます。
むろん、サラリーマンであっても充実して過ごされている方も多いかと思います。
今充実している皆様におかれましては、独立型の立ち上げ時期ではないと思います。
今の現状とは違う気持ちが芽生えたとき、
再びこのページにお越しいただければ嬉しく思います。